高岡市医師会報掲載

第31回 在宅褥創(医療)の危機

 病院での入院期間短縮は今後さらに進んでいくようです。褥創のように治療に長期間を要する方を在宅で治療しなければならない例は今後増加が考えられます。 では病院で…

北日本新聞掲載

糖尿病でありがとう

 「糖尿病になると人生真っ暗。人生の楽しみ全てをあきらめ、仙人のような生活になる」と思っていませんか。糖尿病になるとしなければいけないことは、三食しっかり食べ…

高岡市医師会報掲載

第29回 ベッド上での食事と褥創

 1日中ベッド上で生活される、いわゆる日常生活自立度Cにランクされる方では、食事はベッド上で摂ることが多いようです。しかしベッド上での食事は実は褥創の発症にと…

高岡市医師会報掲載

第28回 糖尿病と創傷治癒

 糖尿病は体にインスリンが足りなくなる病態ですが、創傷にはどのような影響があるのでしょうか。今回は創傷治癒と糖尿病の関係について検討してみます。 インスリン欠…

高岡市医師会報掲載

第26回 車椅子シーティングと褥創

 車椅子は家庭と施設、あるいは医療施設内の移動用機具として主に使われてきました。ところが最近は生活場所としての使用も多くなってきました。例えば在宅での座位保持…

北日本新聞掲載

糖尿病では膵臓を休めることが大切

 膵臓から分泌されるホルモンのインスリン量が不足し、体のバランスを維持できなくなった状態が糖尿病です。したがって全ての糖尿病の治療は、この不足するインスリンを…

高岡市医師会報掲載

第25回 ストーマケアがもたらした創傷治療革命

 消化器や尿路系の病気のため手術によって腹部に作られた便や尿の出口を、ストーマと呼びます。このうち便の出口のことは人工肛門とも呼ばれますが、人工物で肛門を作っ…

高岡市医師会報掲載

第24回 褥創発症と栄養障害

褥創における組織障害と修復  褥創は仙骨・尾骨部など骨が飛び出した部位に発症します。寝たきりになると仙骨・尾骨部が下になり、長時間圧迫を受けることになります。…