北日本新聞掲載

口から食べることの大切さ

 われわれは何気なく食事をし、水分も取っています。また言葉を話したり、呼吸をしたりなど、口やのどはさまざまな働きを受け持っています。これらには、実に脳の1/4…

北日本新聞掲載

便秘はひょっとしたらあなたの責任?

 3食とっていても1週間に1回下剤で硬い便を出している人がいます。高齢者にも多いようです。便秘は硬便がつきもので、切れ痔(じ)になることで排便恐怖症になる方も…

北日本新聞掲載

大腸がんを恐れない

 現在死因の一位はがんですが、中でも大腸がんの比率は高く、女性では一位となっています。大腸がん治療後の五年生存率は、早期がんの場合は100%です。リンパ節転移…

北日本新聞掲載

かぜ予防に、うがいとマスクはやはり有効

 かぜは鼻水を介してうつることが注目されています。 我々は知らず知らずのうちにしょっちゅう鼻を触る動物のようです。かぜをひいた人も鼻を触り、その手でいろいろな…

北日本新聞掲載

骨盤底筋体操で快適な排便を

 大変痛い切れ痔(じ)は排便法で楽になることがあります。 私たちが便意をもよおしても便はまだ肛門付近には到達していません。ここで我慢せずにトイレに入ると、便は…

高岡市医師会報掲載

第34回 食のユニバーサルデザイン=楽食で栄養改善

 高齢者や障害を持つ方でも使いやすい住居などは、バリアフリー住宅と言われています。排泄におけるバリアフリー化も進みつつあります。そして道具においても、障害のあ…

高岡市医師会報掲載

第33回 再発褥創が難治なわけ

 傷はその深さによって治り方が違います。以前解説しましたが、傷が治るときの必要条件である表皮化のおこり方が違うのです。今回はその表皮化の違いを復習するとともに…

高岡市医師会報掲載

第32回 褥創周囲皮膚障害

 仙骨尾骨部は褥創が一番発症するところですが、ここは便や尿などで汚染されやすい場所でもあります。そのため褥創周囲皮膚が浸軟したり(ふやけ)、ビランになったり、…

北日本新聞掲載

うつ病対策は人に優しい会社作り

 今や自殺者は一日八百三十人(交通事故死の約三倍)に達し、死亡する国民のうち三十人に一人が自殺者という重大な事態になっています。しかも三十代後半から五十代がピ…