北日本新聞掲載

糖尿病では膵臓を休めることが大切

 膵臓から分泌されるホルモンのインスリン量が不足し、体のバランスを維持できなくなった状態が糖尿病です。したがって全ての糖尿病の治療は、この不足するインスリンを…

北日本新聞掲載

禁煙は決意が大切

 平成18年4月よりたばこをやめられないことが病気として認められ、禁煙への支援が医療保険でできるようになりました。この機に乗じて禁煙をしようと思っている「あな…

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水分補給の重要性

 私たちの体は細胞の集まりでできていますが、すべての細胞の内部環境は一定になっています。これは細胞内に老廃物などができても直ちに血液など細胞外液に排出されるた…

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タンパク質摂取と傷治療

 私たちの体の細胞はタンパク質で作られ、新陳代謝というタンパク質合成によって絶えず新しい細胞と置きかわっています。体のタンパク質は窒素を含む関係上、糖質や脂質…

北日本新聞掲載

おお怖! メタボリックシンドローム

 血管の老化である動脈硬化によって心筋梗塞や脳梗塞がおきますが、危険因子として高脂血症・高血圧・糖尿病・喫煙・遺伝因子・ストレス・加齢などが指摘されています。…

北日本新聞掲載

夜食は有害?

 いつでも十分に飲食できるようになったのは、ここ百年くらいのことでしょう。過酷な自然淘汰の名残で、私たちの体は食べられるときにはいっぱい食べ、余った栄養を脂肪…

北日本新聞掲載

一般家庭向けのキズパッドの功罪

 キズが治るときは、傷の中で細胞が分裂増殖し、新しい組織が傷の中を埋め、皮膚が覆います。それには湿潤して外部から守られた環境(閉鎖湿潤環境)が必要です。この目…

北日本新聞掲載

RICE(ライス)って何?

 RICE(ライス)は、ねんざや打ち身、肉離れ、骨折などの外傷(けが)をしたときに行う救急処置の頭文字で、Rest(安静)、Icing(氷冷)、Compres…

北日本新聞掲載

やけどの痛み

 火を使うことを覚えた人間は、その火を使うがゆえに「やけど」で痛い目に遭うことがあります。 痛みは真皮までの浅い傷でより強く感じ、皮下に及ぶ深い傷ではむしろ痛…

北日本新聞掲載

かさぶたの功罪

 傷ができてそのままにしておくと、かさぶたができ痒(かゆ)くなります。浅い傷の場合は、かさぶたを取ってもまたすぐにかさぶたができて、二、三回繰り返すと皮膚がで…